阿波の民俗3 -すまいとくらし- (徳島市民双書・30)
最終更新日:2019年10月29日
編集: 「すまいとくらし」編集委員会
価格: ¥1,770 (税込み)
形式: B6版 327ページ
発行年月日: 平成10年3月25日
目次
第1章 すまい
第1節 山の住まい
第2節 海の住まい
第3節 平野の住まい
第4節 その他
第2章 くらし
第1節 炊事場(かまや)
第2節 井戸
第3節 茶の間
第4節 寝所
第5節 神棚・仏壇
第6節 照明
第7節 便所・風呂
内容紹介: 「あとがき」より
徳島市民双書第30集「阿波の民俗」シリーズ3『すまいとくらし』をお送りします。すまいの分を第1章とし、くらしの分を第2章としました。第1章は若手の建築家に分担執筆してもらいました。いわゆる箱モノというか入れものについて書いてもらいました。さすがに専門家集団の手になるだけあって見事な出来栄です。第2章は民俗研究のベテランに分担執筆してもらいました。内容はいちおう農村・漁村・山村・町屋に分けました。
しかし、ページ数の関係で全ての部門を網羅するわけにもいかないので、「炊事場」「井戸」「茶の間」「寝所」「神棚・仏壇」「照明」「便所・風呂」に限定して取り上げました。なお、内容が重複する部分、たとえば農村では北部(キタガタ)で詳述されている場合、南部(ミナミガタ)は割愛しました。この本に収録した俗信の多くはすでに消えており、また消えつつあります。やがて貴重な記述になるものと思います。
なお、表記の仕方については第1章、第2章の執筆者の専門分野が異なるため違っていますが、あえて統一していません。
徳島市民双書は、昭和43年(1968)10月に第1集『徳島の百人』を出版して以来、本書『すまいとくらし』で30集になりました。30有余年が経過したことになります。編集委員も当初から携わっているのは私一人になってしまいました。まさに歴史を実感いたします。以前、何かで「市民双書」は百集・徳島の百科全書をめざすと書きましたが、まだその三分の一しか歩んでおりません。よくぞここまでという思いと前途の多難さを痛感しております。
最後になりましたが、本書の刊行には多くの方々のご協力を頂きました。いちいちお名前はあげませんが、本当にありがとうございました。
なお、本書は左記のものが取りまとめました。
第1章 編集責任者 田村 栄二
第2章 編集責任者 湯浅 良幸
平成10年3月
徳島市民双書編集委員会座長 湯浅良幸
お問い合わせ
はこらいふ図書館(徳島市立図書館)
〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地
電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)
ファクス:088-654-4423
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