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2022年9月28日 徳島市PR動画「Tech Trip TOKUSHIMA City」について ほか

最終更新日:2021年11月4日

日時:令和4年9月28日(水曜日)午後1時30分から
場所:徳島市役所8階 庁議室

会見項目

1 徳島市PR動画「Tech Trip TOKUSHIMA City」について
2 徳島市子育て安心ステーションのリニューアルについて
3 ペットボトルキャップ回収・寄附活動への協力について
4 秋の特別展「阿波藍商のたからもの」の開催について

会見の様子

注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

記者会見資料

会見項目説明

1 徳島市PR動画「Tech Trip TOKUSHIMA City」について

 この件につきましては、動画の企画・制作事業者でありますスカイランドベンチャーズ株式会社のパートナーCEOの木下慶彦さん、よんくろう・池田雅紀さんと、株式会社トランス代表取締役安藤伊織さんにもオンラインでご参加いただいておりますので、初めにご紹介いたします。

(木下氏、よんくろう氏、安藤氏による自己紹介)

 後ほど、本事業の目指すものや動画内容、現在の進行状況などについて、木下さん・よんくろうさんからご説明をいただきますが、まず私のほうから概要を説明させていただきます。
 新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない状況のなか、今年の6月からツアー等による訪日外国人観光客の受け入れが再開し、その上限が広がる中で、国は9月22日には、1日あたりの入国者数の上限撤廃と個人旅行の解禁、ビザなし渡航の解禁を実施し、水際対策の緩和を図るほか、全国旅行支援とイベント割を実施することを表明するなど、インバウンドをはじめ国内旅行の需要の増加が見通せる状況になりつつあります。
 このような中、地域経済や中心市街地の活性化を目的に、民間事業者のアイデアやノウハウを取り入れた官民連携・共創の取り組みとして、本市では、コロナ危機突破プロジェクト創造支援事業を行っています。その支援事業の一つとして、徳島の伝統文化や観光資源に主眼をおいた、クリエイター目線でのPR動画「テック・トリップ・とくしま・シティ」を制作し、徳島市の魅力を発信することとしております。
 制作にあたっては、先ほどご紹介したスカイランドベンチャーズ株式会社木下さん・よんくろうさんのほか、株式会社トランスの安藤さんにも参加していただいております。
 PR動画では、眉山の原風景や阿波おどりの熱気、鮮明な伝統品の藍染などのほか、徳島県の観光資源の渦潮やかずら橋などのイメージできる魅力や、地域住民は当たり前だと感じているが、他の地域の人から見ると特別に感じる意外な魅力を紹介しています。
 現在、株式会社トランスの動画クリエイター大川さん自身が、直接クリエイター目線での撮影・編集を行っており、先月の阿波おどりも直接体験いただきました。
 配信開始日は10月下旬を予定しており、情報発信媒体としては、YouTubeをはじめ、様々なSNSプラットフォームでの配信を予定しているとともに、複数のインフルエンサーを巻き込む予定であり、インバウンド需要のほかSNSが情報収集の中心となっている若年層世代にもPRできるものと考えています。
 それでは、続きまして、木下さんとよんくろうさんの方から、このプロジェクトを始めるきっかけや制作の進捗状況などをご説明いただけますでしょうか。

(木下氏・よんくろう氏による事業説明)

 ありがとうございました。
 徳島の魅力を海外に発信していくという点におきまして、動画メディアは拡散されやすく、伝わる部分も多いと思います。
 撮影されている大川さん自身も、実際に阿波おどりの熱気をご自身で体験され、それをクリエイターとしての目線で映像表現していただいているとのことですので、これまでの動画とは違った、その場にいるような、ライブ感あふれるものになっているのではないかと感じています。
 また、こうした取り組みによって、新しい視点から徳島の魅力を引き出せ、そして広く伝えていけると考えており、完成するのを楽しみにしています。
 そして、今後のインバウンド事業の展開や、新たな人の流れを呼び起こす一助になるものと考えております。
 ここで、動画の冒頭部分や一部分をお見せいただきたいと思います。

(よんくろう氏による動画再生)

 ありがとうございました。動画の完成を心待ちにしております。
 徳島市としても、地方創生という観点で、今回のように民間事業者とコラボレーションし、こうした官民連携・共創のプロジェクトを増やし、広げていきながら、地域をどうすれば元気にできるか、活性化につながるか、ということを常に模索し・実行していきたいと思います。
 また、今回の取り組みについては、スカイランドベンチャーズさんのホームページでも情報を公開する予定ではあるんですけれども、木下さんや大川さんと「地方創生×インバウンドの可能性」というテーマで対談もさせていただきました。
 その対談動画も30分程度になるんですけど、あわせて公開しております。資料の最後にURLを記載しております。また、本市の公式ユーチューブチャンネルでも公開いたしますので、よろしければご覧いただきたいと思います。
 PR動画完成時には、改めて記者提供させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。対談動画はこちらをご覧ください(外部サイト)

2 徳島市子育て安心ステーションのリニューアルについて

 子育て安心ステーションは、子育て中の親子の交流等を促進し、子どもの健やかな育ちを支援するスペースとして平成24年に開設し、今年で10年が経過いたしました。
 このたび、10周年を記念して、地域子育て支援機能のさらなる拡充を図るために、親子でくつろげる室外スペースを整備いたしました。
 今年度に入り、4月には子育て安心ステーションを利用する際のアミコビル駐車場利用料金について助成を開始するとともに、長時間の利用者には、子育て応援クーポンが活用できるよう取り組んだほか、5月には、おむつの自動販売機の設置を行い、親子連れがおむつの心配をすることなく利用できるよう環境改善に努めてきたところでございますが、近年の新型コロナウイルス感染症による閉塞感のある状況におきまして、子育てに関する悩みや不安を解消し、また、親子で安心して過ごしていただけるよう、ウッドデッキを置いた開放的な空間にいたしました。
 駅前をはじめ中心市街地を訪れる際に、親子の休憩場所として、また育児相談・育児疲れを癒す場所として、ぜひお立ち寄りいただき、子育てに関するさまざまな支援サービスを知るきっかけにつながって欲しいと思っています。
 なお、ウッドデッキは10月1日からご利用いただけます。子育て安心ステーションでは、当日の10時30分から11時30分まで、ご家族で楽しめるジャグリングショーやバルーンアートなど、イベントを企画しており、より多くの皆さまにご利用いただけるよう、周知についてご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

3 ペットボトルキャップ回収・寄附活動への協力について

 徳島市は、SDGsの達成に向けた優れた取り組みを行う都市として国からSDGs未来都市に選定され、その実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。
 このたび、有限会社ハイプラからペットボトルキャップ回収・寄附活動のご提案をいただき、本市としてもこの趣旨に賛同し、市民の皆さまに回収・寄附活動にご協力いただけるよう、市役所本庁舎に専用回収箱を設置することとなりました。
 なお、回収・寄附活動は、ペットボトルキャップを回収し、NPOへの寄附を通じて世界の子どもにワクチンを届けるというものですが、この活動に自治体が協力して回収箱を設置するのは、四国で初めてと聞いております。
 お手元の資料をご覧ください。
 専用の回収箱は、徳島市役所1階国際親善コーナー北側壁際に設置いたします。
 箱の設置は、本日、9月28日水曜日からで、回収は、庁舎内となることから本庁舎が開いている時間内となります。設置場所や箱の外観は、資料にお示しのとおりです。
 次に、ペットボトルキャップ回収・寄附活動の仕組みですが、有限会社ハイプラが回収し、重量に応じた金額を認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄附します。
 寄附金は、ワクチンや、ワクチンを冷蔵・冷凍状態で保管・輸送するための機材等を購入するために使われます。
 また、回収したペットボトルキャップは、ハイプラで再生製品に生まれ変わらせることで、二酸化炭素排出量の削減とリサイクル推進にもつながります。
 世界の国や地域では、予防可能な感染症で命を落とす子どもたちがたくさんいます。
 ワクチンさえあれば助かる命は、1日に約4,000人とも言われています。未来を担うかけがえのない命を一人でも多く救うため、ペットボトルキャップの回収にぜひご協力をお願いします。

4 秋の特別展「阿波藍商のたからもの」の開催について

 この展覧会は、江戸時代以来の藍商の流れを汲み、明治以降は酒造・紡績業などに携わった名家に伝来した近代日本画のコレクションである阿波藍商コレクションの名品を初めて紹介するものです。
 横山大観よこやまたいかん下村観山しもむらかんざんをはじめとする日本美術院系の画家をはじめ、富岡鉄斎とみおかてっさい上村松園うえむらしょうえんなど、京都、関西圏で活躍した画家も交えた、近代日本画を彩る主要作家の作品を通覧できる一大コレクションです。
 さらに本コレクションは、所蔵者が徳島大空襲の戦火を避け、戦後から現在にいたるまで、大切に守り伝えてきたコレクションである点も特筆されます。
 このコレクションとの出会いは、徳島城博物館において、令和元年から実施した蜂賀家のたから探すプロジェクトに情報をお寄せいただいたことに端を発します。その後、学芸員が調査研究を重ね、今回の展覧会開催の運びとなりました。
 この秋、阿波藍商の子孫が育んだ美意識に触れていただき、近代日本美術の神髄をご鑑賞いただきたいと思います。
 ぜひ市民の皆さんはもちろん県内外からも多くの方にご来館いただき、徳島県内に伝えられてきた文化財の価値と魅力を知っていただきたいと思います。
 なお本展覧会は、平成4年10月に開館した徳島城博物館の開館30周年を記念する展覧会であるとともに、本市の進める中心市街地活性化推進事業のひとつ、城下町徳島まるごと博物館事業として開催するものです。

質疑応答

1 会見項目

(1)徳島市PR動画「Tech Trip TOKUSHIMA City」について

(日本経済新聞社)
 動画制作は、一度なのか何回かに分けて今後公開していく計画があるのか。それと可能な範囲で、もう少し具体的にイメージを教えてください。
(オンライン・よんくろう氏)
 1つの動画に徳島市の魅力を凝縮していくのがコンセプトです。それだけでなく鳴門や郊外のシーンも入れながら、徳島全体の魅力というものを広く発信できるような動画を1本仕上げ公開していきたいと思っています。イメージですが、テック・トリップ・徳島は、今まで観光PRでは、紙媒体等で告知されることが多かったと思いますが、今回は、インターネット、ITの技術を使ってYouTubeやインフルエンサーなどの拡散性を活用し、シナジーを働かせるという意味で、テックという言葉が用いられています。
完成には、僕たちも期待していますし、ぜひ楽しみしていてください。
(徳島新聞社)
 従来のPR動画との違いをどのように作り出していくのか、可能な範囲でお答えいただけますか。
(オンライン・木下氏)
 今回、若いインフルエンサーとかYouTuberの起用に大きな意味がありまして、若い人達は新聞等を読まないで、TicTokやYouTubeなどの視点ナビできているので、そういう人達の目に留まるメディアであることと、そこに向けてただ動画を作るのではなくて、大川というクリエイターを起用しているのも、彼はYouTubeで見られるコンテンツに対してノウハウと経験があって、そういう若いインフルエンサーが、いろんな形で、徳島のような地方都市を表現する、そんなパッケージにしていきたいと思います。
 安藤さんはいかがですか。
(オンライン・安藤氏)
 はい 補足としてはインフルエンサーというくくりの中でも大川氏はブランディングというか、企業とのタイアップやグローバルな企業に呼ばれた場合などにおいて、独自のポジショニング、ある種の職人というか、アーティスト気質がありまして、例えば、中長期的に他のクリエイターを巻き込んでいくという時にも「大川もやったのなら」という考え方、ポジティブなイメージを持っていただけるのかなというのが一つあります。もう一つ、従来のPR動画と何が違うかというようなところを補足させていただくと、クリエイター目線で合理的な価値というか、例えばテキストで明文化された価値というよりも情緒的に本人がどういう風に感じたかったかということを伝える目線では、すごく視聴者に届きやすいというか、合理的に説明されるよりも、その情景とか空気、音とか、そういうものがしっかりと伝わってくる映像は、若者に受け入れやすいのではと思っています。
(毎日新聞社)
 一つ目は事業費を教えてください。二つ目は若年世代層や海外に向けて魅力発信というのは、今の状況を考えると待ち望まれていることと思いますが、徳島市の魅力を発信と言いながら、大鳴門橋や渦潮、あるいは大塚国際美術館であるとか何かそういうものがなくても、他にも徳島市の魅力はたくさんあると思いますが、県との共同事業なのか教えてください。もし、違うのであれば、何故、徳島市だけでないのかを教えてください。
(経済政策課長)
 事業費は、スカイランドベンチャーさんに交付予定額として440万円程度でお願いしております。
 あと、事業の中身につきましては、徳島市からの依頼ということで制作しておりますので、徳島市がメインではありますが、インバウンド等を考えると、やはり県内の周辺市町村も必要になってくるということから、徳島市以外の観光コンテンツも映像に入れているということを聞いております。
(オンライン・よんくろう氏)
 その通りです。僕自身が徳島で多感な時期を過ごさせてもらいました。もちろん徳島のさまざまなスポットにも行きました。メインは徳島市が8割ぐらいを占めておりますが、ただ、観光客の方々の立場にたてば、徳島市はホームタウンとして訪れるのはもちろんですが、そこから少し遠方にでかけてみようかなという選択肢が生まれることで、より徳島というところに集約されていく、徳島が観光地として魅力的になるという意味では、非常に価値のあるシーンであると思っていますし、ぜひそういうシーンも映したいということでお願いしたという次第です。
(市長)
 先ほど、県のタイアップ事業かというご質問がありましたが、県とのタイアップ事業ではなく、徳島市単独のコロナ危機突破のプロジェクトということでさせていただいております。基本的には、事業者からの提案があったものについて採択する形になっております。徳島県全体のPRになるのではというお話もありましたが、ご説明にもありました通り、8割程が徳島市に関連するような内容であるということと、観光に来られる方々に関しては、徳島市だけに観光に来られる方もいらっしゃるとは思いますが、やはり徳島に来たのであれば周りも巡ってみようと思いますので、複合的に一緒にPRすることによって「徳島に来ていただくことが、徳島市に来ていただく」ことに繋がるのではないかと思います。
 観光というものを考えた時に、徳島市だけを考えていてはなかなか難しいのではと思う部分もありますし、滞在し周遊していただくことを考えると、徳島市だけでなく、周辺市町村のコンテンツも知ってもらい、「徳島って素晴らしいところです。ぜひ徳島市に来てくださいね」というPRをしたほうが、徳島市としても有益ではあると私自身も考えております。

(2)「徳島市子育て安心ステーション」について

(徳島新聞社)
 室外スペース、ウッドデッキを整備されたということですが、実際どのような利用を想定されていますか。
(市長)
 現在は、感染症対策でランチタイムは中止しておりますが、コロナ収束後には、小さなお子様と一緒にランチタイムなどにご利用いただいたり、くつろいでいただくことも可能だと思っていますし、例えば七夕飾りや水遊びなど季節に応じたイベント等の実施も考えております。
(徳島新聞社)
 簡易のプールを設けてなどを想定されていますか。
(市長)
 そうですね。あと開放的な空間ですので、育児相談などもさせていただけると思いますし、お母さんやお父さんの親同士の交流や歓談の場としても利用できるようになるかと思います。

(3)ペットボトルキャップ回収・寄附活動への協力について

(徳島新聞社)
 重量に応じた金額を寄付されるということですが、実際何本分でどのくらいの金額になるのか教えてください。
(市長)
 1キログラム当たり5円に換算した金額が有限会社ハイプラから「認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付される仕組みになっております。
(徳島新聞社)
 集められたボトルキャップは、ハイプラで再生利用を行うということですね。
(市長)
 はい。
(四国放送)
 ワクチンは、どのくらいの量が購入できるのでしょうか。
(SDGs推進室長)
 対象のNPOが世界の子ども達に送っている主なワクチンの種類と価格ですが、ポリオワクチンについては1人分が約20円。はしかや風疹のMMRワクチンは、約75円。はしか、おたふく風邪、風疹のMMRワクチンは約165円。BCGワクチンが約20円となっております。いずれも1人分の単価です。

その他の項目

(1) 新町西地区の再開発事業について

(NHK)                                 
 地権者から損害賠償を求める裁判が棄却されましたが、このことについて受け止めをお願いします。
(市長)
 報告をまだいただいておりませんが、担当課と協議して適切に対応してまいりたいと考えております。
(NHK)
 現在、新町西の再開発事業が進んでおりますが、徳島市のまちづくりについて、考えをお聞かせください。
(市長)
 阿波おどりを開催する場所でもありますし、中心市街地は徳島市にとって大切な場所だと考えております。現在、再開発事業が進んでおりますが、さまざまな人からも期待の声が寄せられております。徳島市としてもできることを支援していきたいという気持ちには変わりはありません。

(2)広域ごみ処理施設整備事業について

(朝日新聞社)
 広域ごみ処理施設整備事業について、市単独整備を含めた早期整備を求める決議が市議会で出されましたが、今後の進め方について伺いたい。
(市長)
 まずは、担当者会議で調整することになると思います。
(朝日新聞社)
 すぐに連絡協議会を開催する予定はありませんか。
(市長)
 今のところありません。
(徳島新聞社)
 市民の中にも早期整備を求める声があると思いますが、方向性を明確に打ち出す予定などスケジュール感を教えてください。
(市長)
 9月議会で決議をいただいたばかりですので、担当者会議を調整し、話を進めていくようになると思います。

(3)阿波おどりについて

(NHK)
 阿波おどり実行委員会より、コロナウイルス感染者数が819人という報告がありましたが、この数字を市としてどのように受け止められていますか。
(市長)
 実行委員会の資料では、徳島県を含む四国四県の感染者数の推移や全国の感染者数の推移が示されていましたが、それらの推移と連員の方々の陽性者数の
推移を比較すると、どちらもお盆期間を過ぎたあたりから感染者数が増加しております。この推移からも陽性が判明したすべての方が、阿波おどりの開催によって感染したような報道については、少し誤解があると考えています。
(NHK)
 819人という数字は、阿波おどり以外の要因としてもいろいろなものが複雑に絡まっているという認識でしょうか。
(市長)
 阿波おどりは、開催期間がお盆の期間になります。そのお盆の期間の人の移動により、全国的にも感染者数が増えた時期とも重なりますので、徳島だけでなく、全国的に共通したものと思います。
(NHK)
 阿波おどり期間中の感染対策について、改めてどのように評価されていますか。
(市長)
 観客、踊り子やスタッフがそれぞれの立場で、マニュアルに基づいて対策をしていただいたと認識しております。ただ、控室が狭かったなどの話が実行委員会からも出たと聞いていますので、次回の開催に向けて検証していけばと考えております。
(毎日新聞社)
 飯泉知事が8月26日の県の記者会見において、徳島の阿波おどりが原因だったのではという質問に対して、徳島市さんも実行委員会の方でしっかりと検証している。しっかりそうしたものについて検証していただくことが、他のイベントやこれからの阿波おどりに活かされていく。と指摘をされている。つまり、全国的な増加傾向の中に徳島市もあったのでという一つの仮説で終わるのではなく、感染防止対策をしっかり実行し、そういうものに則って行われたかということを主催者が主体的に調べ検証する。それが必要であることを指摘されているが、それについていかがでしょうか。
(市長)
 先ほども申し上げましたが、控室が少し密であった等、踊り手の団体よりご意見も出ております。そういったご意見を聞きながら改善できるところを改善していけばいいと思います。
(毎日新聞社)
 実行委員会のアンケートに対し、参加している連のうち、回答している連が86連しかなく、残りの連はどうだったのかという不安があり、アンケート結果の報告書は、関感染の全体像なのか、あるいは比較的感染者が少なった連が回答したのではないかという憶測が流れています。アンケート結果についてどのようにお考えでしょうか。
(市長)
 それに関しては、実行委員会の話になりますので、どの連が回答していないなどについては、実行委員会事務局に問い合わせていただければと思います。
(徳島新聞社)
 コロナの陽性者の割合がアンケートに回答した連に限られるものではあるけれど、ただ、4分の1に達すると同じ期間の県全体の陽性者の割合と比べると6.4倍という高い数値になります。そのことについて、やはり阿波おどりに起因するものではないとお考えでしょうか。
(市長)
 阿波おどりに起因するものではないということではなく、阿波おどりが感染源かどうか分からないということです。実際8月25日迄データを取っているということですが、例えば8月11日の前夜祭に参加した人が、8月25日に感染したとしてもカウントは1とされてしまします。いつ参加して、いつ感染が確認できたかというところまでのデータは出ていないので、8月25日までの阿波おどりに参加した人たちの数、連の中で何人感染者が出たという数字しか示していないわけです。
(徳島新聞社)
 日ごとの感染者数は、踊り連の中では出ています。
(市長)
 踊り連の中では出ていますが、何日に参加した人が何日に感染したというデータは出ていないので、阿波おどりに参加したかどうかが原因かは分からないことと、家庭内感染や県外から帰省した人との食事が原因で感染ということもあるでしょうし、全てが阿波おどりに起因する感染者かどうかは確認のしようがないわけです。そういった意味で、阿波おどりだけを要因とするのは違うのではないかと考えております。
(徳島新聞社)
 全体のチケットの販売率が62.4%ということですが、もし赤字がでた場合、どのような対応をするのかということと、64.2%の販売率にとどまった要因についてどのようにお考えでしょうか。
(市長)
 赤字に関しては、これまでも説明してきたとおり、徳島市として実行委員会と十分に協議しながら対応する必要があると考えています。販売率が想定より低くなった要因は、当時は全国的に感染者数が増加傾向の状況であり、来県するのを控えた人もいらしたと思いますし、例年であれば団体客のツアーの申込みも多かったのですが、今回はそれも減りました。
(徳島新聞社)
 コロナの影響で団体客が減ったということでしょうか。
(市長)
 コロナの影響で間違いないです。団体客の需要はというのはすごく大きいものです。来年は団体客による売り上げが改善されればという期待を持っています。
(徳島新聞社)
 来年の開催規模は、大阪万博に向けて大きくした方がいいとお考えですか。
(市長)
 それについては、コロナの状況にもよりますが、その時の状況に応じて判断していくことになると思います。

(4)危機管理について

(徳島新聞社)
 台風14号の時に、仙台市へ出張されていましたが、徳島市に台風が接近する予測があった中で、出張されたことについて、危機管理の観点からどのようにお考えになりましたか。
(市長)
 今回の台風の規模として、徳島市における地域防災計画では、本部長は第1副市長となっておりますので、第1副市長が本部長として任に当たっておりました。私自身も逐次連絡は取っており、指示は、第1副市長を筆頭に出しておりましたが、報告や相談などは随時、受けていた状況でした。ですので、3年ぶりに観光姉妹都市である仙台市との交流が実現できる機会に出席させていただきました。
(徳島新聞社)
 この台風を巡っては、Lアラートで避難指示が誤って発信されるという事がありました。その原因を危機管理の最高責任者としてどのように受け止められていますか。
(市長)
 そのことについては、非常に申し訳なかったと思っております。職員間でのダブルチェックができていなかったということで、すぐに危機管理局長から報告をもらい、今後の対応を協議しました。市民への通知に対して、このようなことが起こってしまい、再度、このような事が起こらないよう徹底してまいりたいと考えております。

(5)国葬について

(毎日放送)
 市長が国葬に参加すると決めた理由を教えてください。
(市長)
 国から全国市長会を経由して、徳島市長宛に国葬儀の案内状をいただきましたので、公職の立場として参列をいたしました。
(毎日放送)
 報道等において、国葬に賛成しないという意見が多いことについてどう思われますか。 
(市長)
 国民の間でさまざまな意見があることは承知しておりますので、国から引き続き丁寧な説明を尽くしていただきたいと思います。
(毎日放送)
 国葬に参列されてのお気持ちをお願いします。
(市長)
 やはり故人のご冥福をお祈りするということは、私は必要なことだと思いますので、そういう気持ちを持って参列させていただきました。

注記:質疑応答は内容を要約しております。

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