3D都市モデル
最終更新日:2024年4月3日
徳島市3D都市モデルの公開・オープンデータ化について
このたび、県内初となる「3D都市モデル」の整備が完了し、公開・オープンデータ化されました。
「3D都市モデル」とは、航空測量により取得したデータを活用して地形や建物等を三次元で生成した地理空間データで、徳島市では、令和5年度、国土交通省が3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進する「Project PLATEAU(プラトー)」に参画し、整備を進めてきました。日本全国では、令和5年度までに約200都市で整備・公開されています。
徳島市の「3D都市モデル」はどなたでも閲覧・ダウンロードでき、まちづくりのシミュレーションや分析など、幅広い利活用が可能ですので、ぜひご活用ください。
3D都市モデルとは
建築物、道路、土木構造物等の現実の都市に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と意味情報をパッケージとして記述した地理空間データです。国土交通省都市局により標準データモデルが定められています。
これまでの三次元データとは異なり、以下の特徴があります。
- 建築物の用途や建築年といった意味情報を保持可能
- データ連携やソフトウェア連携が円滑
- 自治体保有データから効率的に整備可能
- 地域の課題に応じて保持情報をカスタマイズ可能
また、3D都市モデルには、以下の提供価値があります。
- ビジュアライズ(視覚性)
都市空間を立体的に認識可能となり、説明力や説得力が向上 - シミュレーション(再現性)
立体情報を持った都市空間をサイバー上に再現することで、幅広く、精密なシミュレーションが可能 - インタラクティブ(双方向性)
フィジカル空間とサイバー空間が相互に情報を交換し作用し合うためのプラットフォームを提供
出典:国土交通省都市局
LODと整備範囲
LODとは
モデルの詳細さの度合い(詳細度)のことです。
建築物のLOD1は箱型モデルであり、LOD2はLOD1に屋根形状表現を加えたモデルです。
本市の3D都市モデルでは、建築物はLOD1及びLOD2で整備しました。
出典:国土交通省都市局
整備範囲
本市の3D都市モデルでは、建築物は市全域をLOD1、市中心部約1.3平方キロメートルをLOD2で整備しました。また、地形は約165平方キロメートルをLOD3(データ上は市全域をLOD3として作成)で整備しました。
データの利用方法等
3D都市モデルは、様々なデータと組み合わせることで、防災、まちづくり、環境、モビリティ、防犯、健康など多様な分野での活用が可能です。詳細は以下の各ページをご確認ください。
お問い合わせ
都市計画課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館10階)
電話番号:088-621-5249・5269・5493
ファクス:088-624-0164
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