徳島市産業振興ビジョンについて

　近年、我が国を取り巻く社会経済環境は、少子化を背景とした人口の減少やグローバル経済の進展による企業間競争の激化等、大きな変化に直面しており、徳島市産業の経営環境も厳しさを増しています。
　このような中で、徳島市の産業が持続的に発展していくためには、事業者の創意工夫と自主的な努力を支援し、地域の資源や特性を活かした独自性のある産業の内発的発展を促進するとともに、新たな産業の創出等、中・長期的な視点に立った地域経済活性化のための取り組みが必要となります。
　産業振興ビジョンは、徳島市として取り組むべき産業振興の方向性を明らかにするとともに、現状や課題を踏まえた産業施策の方針を定めるもので、市民の豊かな生活と社会を支える経済基盤の確立を目指すものです。

　産業振興ビジョンの計画期間は、平成27年度（2015年度）から平成36年度（2024年度）までの10年間とします。ただし、社会経済情勢の変化を見極め、計画開始後5年経過時点で点検を行うこととします。
　また、上位計画である徳島市総合計画において、基本的な方針の変更があった場合や、社会経済情勢に大幅な変動が生じた場合は、必要に応じて計画の見直しを行います。

　産業振興ビジョンの策定のため、産業振興団体の関係者や学識経験者などで組織する「徳島市産業振興ビジョン策定委員会」を設置し、検討を行いました。