五節句図羽子板(ごせっく ず はごいた)
最終更新日:2019年8月11日
五節句図羽子板
五枚
木板著彩
守住貫魚 筆
各縦67.5 cm 最大幅20.8 cm
幕末~明治
表面には、人日(正月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)の五節句を極彩色で描き、裏面には表面の絵に対応する福寿草、早蕨、菖蒲、紅葉などの草花を琳派風のタッチであしらっている。ほぼ同図様の五節句図羽子板が(財)滴翠美術館(兵庫県芦屋市)に所蔵されている。また色紙や掛軸など形は違うが五節句図は多くみられ、注文が多かったのであろう。
落款は「清原貫魚□(白文朱瓢印「回春斎」)」とある。
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